EdgeOne Pagesをリバースプロキシとして使用する:総合ガイド

EdgeOne Pagesの高度な機能の1つは、リバースプロキシとして機能する能力であり、クライアントのリクエストをバックエンドサーバーに安全かつ効率的に転送することができます。この記事では、edgeone.json設定ファイルを使用してEdgeOne Pagesをリバースプロキシとして設定するプロセスをガイドします。
EdgeOne Pagesのリライトをリバースプロキシとして使用する方法
EdgeOne Pagesはェクトのビルドとデプロイメントの動作(ビルドコマンドなど)をカスタマイズし、ルーティング戦略(リダイレクト、リライト、HTTPレスポンスヘッダーを含む)を管理するための「edgeone.json」設定ファイルを提供しています。
リライトを使用すると、ブラウザに表示されるURLを変更せずに、ユーザーのリクエストを透過的に異なるURLにルーティングすることができます。リライトを使用すると、リクエストがバックエンドサーバーに到達する前に、URLパス、クエリパラメータ、およびリクエストヘッダーを変更することができます。
基本的なリライト例
この例では、/assets/で始まるすべてのリクエストを /assets-new/ディレクトリにリライトし、リクエストの元のパス部分を保持します。
{
"rewrites": [
{
"source": "/assets/*",
"destination": "/assets-new/:splat",
}
]
}
特定のファイルタイプのための洗練されたリライト
さらにールを洗練させ、PNG形式の画像ファイルを特に対象にすることができます。次の例では、.pngで終わるすべてのリクエストがファイル名を保持しながら新しいパスにリライトされることを保証します。
{
"rewrites": [
{
"source": "/assets/(.*).png",
"destination": "/assets-new/$1.png",
}
]
}
注意事項と制限
事項 | 制限事項 |
ルールの最大数 | 30 |
srcとdestの最大長 | 500文字 |
適用範囲 | これらのリライトルールは静的リソースアクセスにのみ有効です。 |
SPAの制限 | リライトはSPAのフロントエンドルートリライトをサポートしていません。 |
パス要件 | src パスは/ で始まる必要があります。 |
EdgeOneの詳細なプロキシ設定については、EdgeOneの使用ドキュメントをご確認ください。
SPAアプリケーションのリライト提案
SPAでURLリライトを実装する必要がある場合、以下の解決策が推奨されます:
- フレームワークに組み込まれたルーティングシステムを使用してパスをリダイレクトする
- ルーティング設定でリライトルールを定義する
結論
EdgeOne Pagesを使用すると、アプリケーションのリバースプロキシを簡単にセットアップできます。「edgeone.json」ファイルを設定することで、Tencent EdgeOneのグローバルインフラストラクチャのパワーを活用して、バックエンドサービスへのトラフィックを安全かつ効率的にルーティングできます。